【試合レポート】
カナダからやって来た“空飛ぶムササビ”カイル・セバスチャンが、査定役・TAJIRIを相手に『ワールドトライアウト』に挑む! カナダ国歌で入場のカイルは、カナダ国旗を背に広げながら入場。身体の線は若干細いがかなりの長身だ。
序盤、腕の取り合いで軽快な動きを見せるカイル。しかし、TAJIRIもグラウンドの攻防から腕ひしぎ逆十字固めを極めると、カイルは必死にロープへ逃げてエスケープ。ここでTAJIRIがコ-ナーに振ると、カイルはムーンサルトで着地してからドロップキック一閃。しかし、すかさずTAJIRIもハイキックで反撃に出る。
ここでTAJIRIは強烈なラクダ固めでカイルの上半身を締め上げるも、これに耐え切ったカイル。ならばと攻め込もうとするTAJIRIだが、ここでカイルが一瞬のすきを突いてスクールボーイで丸め込むもカウント2。さらにロープに走ったカイルはビッグブーツを狙うも、TAJIRIはこれを間一髪で回避し、ロープに股間を打ちつけたカイルは悶絶。ここでカイルをコーナーに据えたTAJIRIは雪崩式を狙うも、カイルはエルボーで迎撃してTAJIRIをマットに落としてミサイルキック一閃。さらにカイルはロープにもたれかかったTAJIRIに619を放つ。
攻勢に出たカイルはコーナーからダイビングボディアタックを放つも、これはTAJIRIがかわしてトラースキック炸裂をさせ、カイルはリングに大の字。すかさずTAJIRIが必殺バズソーキックで仕留めにかかるが、ここでカイルはTAJIRIの蹴り足をキャッチして電光石火のスモールパッケージホールド。これがなんとカウント3が入り、カイルがTAJIRIを下すという大金星をあげた。まさかの逆転勝利に喜びを爆発させるカイル。一方、TAJIRIはまさかの逆転負けに驚くも、カイルの勝利を称えたのであった。

■第1試合 【TAJIRIのコメント】
「負けちゃった……。まあ、結果はオーライ。でも、ファン投票もして決めるからね。Mentalloはファン投票が良かったから。勝っただけじゃダメ。でも、手足の長いヤツとやるのは5年ぶりぐらいだったから、やりづらかったですね。(余裕があったように見えたが?)余裕はありましたよ、全然。でも、なんか負けることはないっていう気がして、それが裏目に出たというか……。(他の選手とやったらどんな試合になりそうですか?)ちょっと見たことのない試合になると思いますよ。地球外生命体に近い。宙返りしたでしょ? なんかジャンボジェット機がグルッと回った感じでしたね。でも、楽しいですね。そんな動きも速くないし、ダメかなと思ったけど、そのペースに乗せられたのかな? でも、これがトライアウトの意義なのかなって。(セバスチャンにとっては人生が変わった日になりました)冒頭で東京ドームが出てきましたけど、あの日、出た人でも何も起こらなかった人もいるんですよ。人生を変えられるかは、人の心を揺さぶれるか。お客さんの心を揺さぶれるなきゃ、あいつの人生は変わらないですよ」