【試合レポート】
プロレスラーになることを夢見て、香港から単身SMASHにやって来たリン・バイロンがいきなりメインイベント出場の大抜擢を受けてデビュー。真っ白まトラックスーツに身を包んだリンは、果敢にも先発を出て大原はじめと対峙。大原は「お前じゃねえよ!」とリンを攻め立てるも、反撃に出たリンは大原をコルバタで場外に放り投げてムーンサルトアタックを炸裂。いきなりの大技炸裂に場内が大歓声に沸く。グラウンドでの攻防でも一歩も引かないリンだが、時折客席やKUSHIDAにめがけてピースを見せて喜ぶために大原から反撃にあう。ここで大原が朱里にタッチ。一方、リンもKUSHIDAにタッチする。
強烈なヘッドロックで朱里の頭を締め上げるKUSHIDA。朱里はヒザ蹴りでこれを解くも、KUSHIDAからタックル、さらには張り手を食らい吹っ飛ばされる。すると、すかさず試合の権利がないリンがカバー。もちろんレフェリーはカウントを数えず、場内から笑い声が起こる。
KUSHIDAがリンにタッチすると、リンは朱里&大原めがけて地獄突きを炸裂。しかし、朱里も負けじとキック攻撃で反撃に出る。朱里のタッチを受けた大原は、リンをコーナーに据えると強烈なストンピング。これに怒ったKUSHIDAが大原に突っかかりリング上で殴り合いが始まる。しかし、かまわず大原はリンを攻め込むと朱里にタッチ。朱里はリンの髪を掴んで放り投げる。ふたたび朱里が大原にタッチすると、大原はすかさずリンにストンピング攻撃だ。防戦一方のリンだが、大原のブレーンバスターをかわすと投げ捨てジャーマン。ここでKUSHIDAがリンにタッチを要求するも、リンはこれを無視して大原にストンピングで反撃。しかし、すぐさま大原に捕まってしまうとブレーンバスターで叩きつけられる。ここで大原はメキシカンストレッチでリンを締め上げると、すかさずKUSHIDAがカットするも大原に場外へ放り出される。
防戦一方のリンだが、見事に同士討ちをさせてコーナーのKUSHIDAにタッチを求めるも、KUSHIDAは場外で倒れ込み自軍に誰もいない。しかし、諦めずにリンは反撃に出るとようやくKUSHIDAにタッチ。KUSHIDAがスリングブレイドで大原を叩きつける。一方、大原はジャーマンで反撃するも、すかさずローリングエルボーを炸裂させたKUSHIDAはロープに走るもカウンターのアバラ折りを見舞う。ここで大原からタッチを受けた朱里は、コーナーのKUSHIDAめがけてジャンピングニーを放つと、流れるような飛びつき腕十字を披露。さらに朱里はコーナーに上がるも、KUSHIDAがコーナー最上段から雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。
ここでタッチを受けたリンが、コーナーからミサイルキック一閃。しかし、朱里はロープに走ったリンにカウンターのソバットを炸裂させて反撃に出る。さらに、大原のフィッシャーマンバスターのアシストを受けた朱里はすかさずカバーも、これはKUSHIDAがカット。合体技でリンを仕留めにかかる大原&朱里だが、ここでリンは同士討ちさせると大原にアサイムーンサルト一閃。ここでKUSHIDAが朱里をDDTでマットに突き刺してアシストすると、ボディスラムで朱里をマットに叩きつけてリンに「飛べ」と要求。ここでリンがコーナー最上段に上がると、スカイツイスタープレスを完璧に決めてカウント3を奪い、なんとデビュー戦を白星で飾った。
試合後、KUSHIDA&リンを激励するTAJIRI。ここでTAJIRIはマイクを持つと、「来月はこんな国の人たちがSMASHにやってきます」と予告し、場内のビジョンにフィンランドの国旗が映し出される。ここで登場したのは、TAJIRIが今年2月のフィンランド遠征で対戦したFCFのエース、スター・バックが登場。この対戦でTAJIRIからフォール勝ちを奪っているスター・バックは、親交を築いたTAJIRIのSMASHにFCFから2選手を5・29『SMASH.3』(新宿FACE)に送り込むことを予告。その2選手とは、オカマレスラーのジェシカ・ラブ、さらに現FCFチャンピオンの“フィンランドの死神”ヴァレンタインだ。さらに、5・29『SMASH.3』(新宿FACE)にて、大原はじめvsジェシカ・ラブ、さらにFCF王座を計4度獲得している“フィンランドの死神”ヴァレンタインとTAJIRIによるタイトルマッチが組まれることも発表された。
フィンランド軍団の来襲に、「このSMASHに初めてのベルトをゲットしてみせます!」とベルト奪取をファンに誓ったTAJIRI。さらに、5・8新日本プロレスJCBホール大会に参戦するKUSHIDAは「みんなで新日本に乗り込むぞ!」と呼びかけて必勝を誓った。
■メインイベント
【大原はじめのコメント】
「KUSHIDA、試合中もチョコチョコとちょっかい出してきやがって。俺が出たときはスカシやがって……。逃げやがって。俺との勝負を逃げてるよな? 俺は諦めないからな」
【朱里のコメント】
「KUSHIDAさんもリンもホント、ムカつく。ムカつくしかないですね。絶対に見返してやる」
【KUSHIDA&リン・バイロンのコメント】
酒井「KUSHIDA、正式に入団を認めるよ! 頑張ってくれよ!」
KUSHIDA「ああ、ありがとうございます(苦笑)」
リン・バイロン「サンキュー、SMASH! チャンピオンになった?」
KUSHIDA「まだ(笑)。トレーニングし続けないと。来月、プリンス・デヴィットとやることになったんですけど、新日本でも一番動けるし、一番強いと思います。彼となら、すごい試合ができると思います。来週、タッグトーナメントに出ますけど、外道さんとのタッグで勝てば、デヴィットと当たるみたいなんで、フィンランドのFCFのベルトよりも、IWGPのベルトを先に持ってきますよ。
(酒井代表から入団を認められたが?)相変わらず上から目線で。レスラーよりも上だと思っているんですかね? うさんくさいというか、あのまま出てきたら、おかしくなっているハッスルと同じことになっちゃう。まあ、ボクがリングで見せていけば、自然と盛り上がると思います」