11/24 SMASH.23

2011年11月25日(金)

■『SMASH.23』試合レポート(メインイベント)

『SMASH.23』試合レポート(メインイベント)

■メインイベント:SMASHチャンピオンシップ 60分1本勝負

○デーブ・フィンレー(挑戦者)

[15分58秒、ツームストン・パイルドライバー→片エビ固め]

×スターバック(王者)

 

 

【試合レポート】

フィンレーはトレードマークのシレイリ(棍棒)を手に入場。一方、初代王者スターバックは、観客の手拍子にあわせてアピールしながら入場。スターバックのセコンドには弟子の大原はじめ、さらにTAJIRI、AKIRAが付く。タイトルマッチに先立ち両国歌吹奏。続いて酒井正和代表が認定宣言を読み上げると、スターバックがチャンピオンベルトを返還。

ゴングが鳴ると同時にスターバックを威嚇するフィンレー。フィンレーはスターバックをコーナーに押し込むもクリーンブレイク。フィンレーはバックを取るとスターバックの顔面めがけてエルボースタンプ。フィンレーはガットショットからショートレンジのラリアット一閃。さらにスリーパーへ。あまりの迫力に観客からどよめきが沸き起こる。さらにスターバックにヒザを連発で叩き落したフィンレーはエルボースマッシュ。スターバックもテイクダウンに成功するとパンチを顔面に落として応戦する。

フィンレーはバックを取るとショルダークロー。さらに首筋にエルボーを落とす。さらにフィンレーはスターバックの顔面をエプロンの角に叩き付ける。そしてふたたびスリーパーへ。場内からFCFコール、さらに「シャー!」という声援が飛ぶ。

5分経過、これに応えてスターバックも反撃を試みるが、フィンレーはスターバックのボディめがけてヒップドロップ。さらにスターバックの顔面にストンピングを叩き込む。スターバックもパンチで応戦するが、これをカニばさみでかわしたフィンレーはスリーパー。さらにサーフボードストレッチへ移行。スターバックは「シャー! シャー!」と気合を入れて切り返すとパンチ連打。さらにカウンターのバックエルボーを放つ。フィンレーはたまらず場外に出るも、スターバックが追ったところで巧みに足を取って鉄柱に叩き付ける。

フィンレーはスターバックをリングに上げると、逆片エビ固めからレッグロックへ。スターバックはなんとかロープへ逃れる。スターバックの足を殺しにかかるフィンレーは変形足4の字固めへ。その体勢のままスターバックのヒザにストンピングを叩き込む。スターバックはなんとかロープエスケープ。

10分経過、足を引きずるスターバックに対し、フィンレーはボディスラムの体勢からなんとスターバックの足をロープへと叩き付ける。さらに同じ技をもう一発放ったフィンレー。劣勢のスターバックだがスキを突いてココナッツクラッシュを放つと、ローリングソバット、串刺し式ラリアットで怒涛の反撃。続けて放ったブルドッキングヘッドロックはカウント2。ここでスターバックはパイルドライバーを狙うも、これをカニばさみで切り返したフィンレーはフターバックの足をキャッチ。しかしスターバックはその体勢から、延髄斬り一閃。さらにトラースキックを突き刺したスターバックは、カーフブランディングを狙ってコーナーに登るが、フィンレーはこれを下から捕まえてアームホイップで放り投げる。場外に出たフィンレーはイスを手にすると、スターバックはスライディングキックでフィンレーをイスもろとも吹っ飛ばす。

スターバックはフィンレーをリングに入れるも、すぐに立ち上がったフィンレーはリングに入ったスターバックを捕まえて強烈なDDT。さらにシレイリを手にしたフィンレーだが、ここはスターバックがガットショットで回避。たまらず場外に出たフィンレーに対し、スターバックも場外に降りようとしたところで、フィンレーが待ってましたとばかりにスターバックの足めがけてイスを叩き付ける。悶絶するスターバックに対し、フィンレーはすかさずスクールボーイもカウント2。ならばとフィンレーはカナディアンロッキーバスターを放つがこれもカウント2。万事休すのスターバックだが、一瞬のスキを突いてトラースキック一閃。

15分経過、「シャー!」と気合を入れたスターバックはパイルドライバーの体勢へ。しかし、ここでフィンレーはスターバックの痛めた足にパンチを放つと、スターバックを抱え上げてケルティック・クロスで叩き付ける。これはかろうじてカウント2で返したスターバック。しかし、最後はフィンレーがツームストンパイルドライバーを突き刺して3カウント奪取。"恐怖の大王"フィンレーが圧倒的な強さを見せつけて二代目王者に輝いた。

酒井代表からチャンピオンベルトを受け取り、掲げるフィンレー。するとフィンレーはスターバックに歩み寄って握手を求める。スターバックはこれに応え、握手をして両者抱き合う。ここでフィンレーはなんとスターバックの顔面にヘッドバッド。さらにフィンレーはスターバックの腕にシレイリを振り下ろし、アームロックでスターバックの腕を破壊。続けざまに救出に入ったAKIRAを蹴散らしたフィンレーは、大原の腕にも棍棒を振り下ろしてアームロック。その間、TAJIRIはエプロンに立ち尽くすのみ。スターバック、大原の腕を破壊して不敵な笑みを浮かべるフィンレーは退場。

何もできなかったTAJIRIに、AKIRAは憤慨。「どうしちまったんだよ!」と張り手一閃。TAJIRIはマイクを握ると、「俺は怖くて動けなかったんだよ!」と涙ながらに心境を明かす。これに対し、「だったらアイツを叩きつぶすしかねえだろ! 来月、フィンレーと闘ってくれよ!!」とTAJIRIにゲキを飛ばすAKIRA。するとここで、「俺が闘うよ! やらせてくれ!!」と大原がvsフィンレーに立候補。さらに大原は、「TAJIRIさん、俺たちで始めたSMASHじゃないですか。みんな、仲間で創り上げたSMASHじゃないですか。俺たちがいままでやってきて、あんなベルトを獲られて黙ってるんですか! 俺たちがやるしかないでしょ。俺たちでSMASHを守りましょうよ!!」と訴える。このアピールに黙って大原を抱きしめたTAJIRI。そして最後は、大原が「来月、俺たちでSMASHを守るぞ! We are SMASH!!」と観客にアピールして締めくくった。

 

【デーブ・フィンレーのコメント】

見たか! 俺がチャンピオンになっただろう。お前らにニュースがある。次、東京に来るときはトルコの仲間、ムラット、ビッグボーイを連れてくる。ヤツらも強いぜ。

 

【スターバックのコメント】

ウオォォォォォォォ! フィンレー! フィンレー! これが終わりじゃねえぞ! 今夜、『SMASH.23』は始まりだ。スターバック、俺は必ず戻ってくるぜ! フィンレー、必ずリベンジずるぜ!

 

【TAJIRI&大原はじめのコメント】

TAJIRI ムラットとビッグボーイってあいつらだよ。トルコの。(大原に向かって)大丈夫? 俺も怖くて動けなくて、泣いてたんですよ。泣いている場合じゃないんだよ。けどね、なんか嫌だけど認めたくないけど、神だな、あれは。泣いちゃった、自然と人間として。悔しくて泣いてんじゃねえよ。俺は。

大原 気持ちがどうこうじゃない。体が動かなかった。勢いでリング上で言ったけど、勢いでやるしかない。そうやって自分を支えてないと、自分が壊れそう。

TAJIRI あれ、本当にみんながよく使うぐらいの適当に言うんじゃなくて、死んでもいい覚悟でやらないと殺されるぞ? でも、やんなきゃしょうがないだろう、もう。スターバックは来月は来れないんですよ。それは前からわかってたことなので。そうか、トルコのあいつらが来るのか......。

大原 俺がやります。

TAJIRI 俺もやる。

※二人で握手

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